仮想サーバ管理者が求める仮想I/Oとは?

サーバの仮想化によりサーバI/Oのニーズが高まっています。標準でも1サーバあたり6 ~16 ポートの外部接続が必要となり、これによりI/O 自体のコストだけでなくサーバのスペックと価格も押し上げる要因となっています。

シンプルに外部接続の拡張性を向上させる方法

Xsigo の仮想 I/O による統合で、1 台のサーバにたった2本のケーブルで必要な外部接続・冗長構成・帯域を提供し、50% の初期投資コストを削減することが可能になります。またVmware環境では、2 本の 20 Gbps 冗長リンクに1サーバあたり 16 の仮想 NIC・8 の仮想 HBA を作成できます。

VMworld 2009 会場での Vmwareブース内の構成

昨年14ラックで運用していたデモ環境を1台のラック内で構築。
20台のサーバ上に500台の仮想サーバを稼働し、52種類のデモを常時稼働していました。
詳細

お客様ビデオ紹介(英語)
ヴイエムウェア社
シニア テクニカルマーケティング アーキテクト
ファン ディスワルト氏

仮想サーバ管理者にとっての 仮想 I/O のメリットを以下にあげます。

  1. 想定通りのアプリケーションパフォーマンス

    使用する接続が複数の仮想サーバにより共有されている場合、アプリケーションのパフォーマンスや他のアプリケーションとの分離を保証するのは困難な場合があります。仮想 I/O では、次の 3 つの方法で想定通りのアプリケーションパフォーマンスを実現します。

    • 動的に割り当て可能な帯域幅: 各サーバごとに 20 Gb の帯域幅を提供することができ、仮想サーバ間での動的な設定変更や、共有が可能です。
    • リソースの分離: 特定の仮想サーバに接続を割り当て、Xsigo I/O 仮想化コントローラ上の特定の外部ポートに接続することができます。この仮想リンクは物理的な専用リンクと同様の役割を果たしますが、専用の配線は必要ありません。
    • サービス品質(QoS): 基幹アプリケーションに対し、必要な帯域幅を保証します。特定の仮想 NIC および HBA に対するネットワークとストレージ帯域幅の両方を制御します。
  2. サーバコストと消費電力の低減
    仮想サーバ環境を最適化するために必要なI/O接続を用意するには、大型でよりコストのかかるサーバの導入を必要とする場合がよくあります。仮想 I/O なら、1U サーバの範囲内で必要なすべての接続を導入することができます。たった2枚のアダプタカードがあれば、あらゆるサーバに最大16の冗長 vNIC と 8の vHBA を導入することが可能です。
    サーバI/O用のアダプタカードの削減により、消費電力も低減され、サーバごとに 40 ワットもの消費電力を削減できます。
  3. 開発から導入、実稼働までの納期短縮
    サーバまたは特定の VM を、再配線せずに異なる物理ネットワーク間で移動できます。Xsigo I/O 仮想化コントローラのリモート操作により、サーバのトラフィックを別の外部ポートに向けるだけでよいのです。さらにVLAN に依存することなくネットワークの分離が実現します。
  4. ライブマイグレーションの高速化
    「専用」高速リンクでライブマイグレーションを高速にします。Xsigo 仮想 I/O には低レイテンシのスイッチングファブリックが組み込まれており、これによって非常に高速なサーバ間通信が可能です。このファブリック内では、実稼働トラフィックから切り離された分離ライブマイグレーション用ネットワークを簡単に設定できます。
  5. レイテンシの軽減
    サーバ間通信には、Xsigo の土台となるファブリックの高速かつ低レイテンシを特長とするスイッチング機能が生かされています。シャーシ内をvNIC 間で情報送信することにより、サーバは約 10 Gbps のトラフィックレートを実現し、標準の TCP/IP プロトコルを使用した場合のレイテンシは 30 マイクロ秒未満です。
  6. ブレードに対応するスケーラブルな I/O:
    ブレードサーバにおける I/O の制約を回避します。仮想 I/O により、必要に応じてストレージリソースを導入でき、ブレードサーバごとに 16 の仮想 NIC および 8 の仮想 HBA を増設可能(OSによってサポート仮想I/O数は異なります)です。よって、基幹 VM 用に専用接続を必要とする場合でも柔軟にI/O増設が可能になります。
  7. I/O 管理の一元化
    各ハイパーバイザーが持つ管理ツールから I/O を管理できます。Xsigo のグラフィカルユーザーインタフェースはブラウザベースのインタフェースで、システム全体のあらゆる I/O 接続を、単一の画面から一元管理できます。Xsigo 管理システムは、スタンドアロンのシステムとして稼働するだけでなく、VMware Infrastructure Client 等のサーバ管理ツールとの統合が可能です。これにより、仮想サーバと仮想 I/O を 1 つのアプリケーションから一元的に統合管理することが可能です。

Xsigo I/O 仮想化コントローラ

Xsigo I/O 仮想化コントローラは、ハードウェアベースのキャリアクラスソリューションであり、最大数百台のサーバの LAN および SAN 接続を提供します。仮想 I/O の設定は全てソフトウェアによるリモート制御であるため、任意のサーバに任意の LAN または SAN へのアクセスを設定することができます。vNIC と vHBA は瞬時に設定でき、サーバの再起動も必要ないため、真にダイナミックかつフレキシブルに再設定可能なネットワーク接続が提供できます。