Xsigo の仮想 I/O は、ストレージとサーバの接続をより簡単で高速にします。どんなサーバでもあらゆるストレージデバイス(ファイバチャネル、iSCSI、NAS)に接続することができ、物理カードや配線による制約もありません。また、システム要件が変更されればすぐに再インストールが可能で、リソースの拡張、フェイルオーバー、およびディザスタリカバリへも容易に対応できます。また変更は瞬時にシステムに反映され、リモートからの運用により物理的にデータセンタに入る必要もありません。
Xsigo 仮想 I/O では、固定リソース(ホストバスアダプタカード、NIC、ケーブル)のかわりに管理が簡単な仮想リソース(仮想 HBA および NIC)を使用します。これらには、次のようなメリットがあります。
- どんなサーバでもあらゆるタイプのストレージに瞬時に接続
- 設定をリモートで管理
- QoS(サービス品質)の設定により、想定通りのストレージパフォーマンスを実現
- サーバとストレージ接続前の LUN と仮想 HBA の事前割り当てが可能となり、設定を迅速化
- 標準準拠 - 従来の FC SAN、iSCSI、または NAS に接続

- LUN を前もって構成し、ストレージのプロビジョニングを高速化: サーバの到着を待たずに、仮想 HBA に対して LUN を事前にプロビジョニングします。サーバが利用できるようになったら、簡単なワンステップの手順で、そのサーバに仮想 HBA を導入します。
- SAN 再マッピング作業の減少: Xsigo 仮想 I/O により、構成に変更があった場合にも SAN の再マッピングを避けることができます。別サーバへのストレージリソースの再割り当てにより、サーバ障害時でも瞬時に対応できます。WWN を固定したままサーバ間で移動可能なため、いつでもすぐに利用することができます。Xsigo を利用すれば、土台となるハードウェアにかかわらず、接続は常に永続的なものにできます。
- 想定通りのパフォーマンスを実現: Xsigo の QoS(サービス品質)機能により、一貫したパフォーマンスを維持することができます。仮想 HBA ごとに個々の QoS パラメータの設定が可能です。
- ブレードサーバに対応するスケーラブルな I/O: ほとんどのブレードシステムには物理的制約があり、ブレードあたりの I/O 接続の数が制限されています。仮想 I/O により、必要に応じてストレージリソースを導入でき、ブレードごとに最大 32 の仮想 NIC および 32 の仮想 HBA の増設が可能です。
- ストレージ専用ネットワークによる iSCSI および NAS パフォーマンスの向上: ストレージ用に専用ネットワークを構築することにより、イーサネットストレージを高速化します。ストレージは、必要に応じて 20Gb の帯域幅にアクセスでき、サーバごとに個別に 10G イーサネットまたは複数の FC 接続環境を構築する費用がかかりません。
- 仮想サーバのパフォーマンス向上: サーバを仮想化するとサーバリソースの利用率は向上しますが、I/O ボトルネックが発生する場合があります。Xsigo の統合ストレージ QoS 制御機能により、確実に一貫したパフォーマンスを確保します。
- 仮想サーバで I/O 分離を実現: VMware では、重要な VM には専用 I/O リソースの利用を推奨しています。仮想 I/O を使用すれば、必要な時に必要な場所で専用 I/Oリソースを割り当てられます。追加した仮想 HBA を特定の仮想サーバ専用にすると、物理的な専用 HBA で得られるのと全く同様の I/O 分離が実現できます。
- オープンゾーニングの必要性を減少: VMotion の利用には、対象のサーバ間でオープンゾーニングを必要とするため、ユーザーによっては VMotion 利用の環境がストレージ管理ポリシーに適合しない場合があります。Xsigo を使用すれば、必要な I/O は VM 毎に移行できるため、I/O 構成の際の制約がなく、またオープンゾーニングを必要とせずに、あるサーバから別のサーバにアプリケーションを移動することができます。
- コスト削減: 従来型 I/O では、単一の HBA ポートの増設に 700 ドル程度のコストがかかります。Xsigo の I/O環境では、仮想 HBA の追加もそのほんのわずかのコストしかかからないため、SAN 接続の導入にかかるコストが削減されます。また従来の I/O と異なり、仮想 HBA は瞬時の追加・変更や、サーバ間での移行が可能になるため、変化する要件にあわせることができます。