企業向けマルチテナント型クラウドでは、様々な顧客の要望に応えられるクラウド基盤を構築する必要があります。
お客様のサーバ環境をクラウドサービスへ取り込んでいくためには、お客様データセンタとのシームレスな接続を短いリードタイムでスムーズに提供できる基盤が求められます。
お客様のご要件
お客様データセンタとL2接続
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従来のサーバ環境をそのままにクラウド環境へ移行 : 他のサーバやアプリケーションの連携を損なわないように、IPアドレスやドメインなどサーバの環境をそのまま移行させたい。
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お客様データセンタからのサーバの逐次移行 : サーバの移行は段階的、部分的に行うため、既存データセンタとのL2レベルでの接続を保ちたい。
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移行しないサーバとの連携 : 顧客情報など機密性の高いデータを持つデータベースなどが現時点で移行の対象とならないため、連携するサーバとはL2の接続性が継続して必要。
多様なストレージ要件
- ミッションクリティカルなアプリケーションやDB用途など、ディスク容量だけでなく、I/O性能を保証してほしい。
- I/O性能より、大容量ストレージを安価に提供してほしい。
従来型データセンタ設計の限界
データセンタ間でL2レベルでの接続性を確保するには、お客様データセンタとクラウド基盤の間で共通のVLAN運用が必要となります。
従来型のイーサネットスイッチをベースとしたクラウド基盤では、ひとつのVLANドメインで運用しているため、こうしたお客様のクラウド移行のニーズを満たせません。
従来型データセンタでは、4000ものVLAN IDスペースは十分と考えられておりましたが、今日のマルチテナント型クラウドではVLAN数やVLAN IDの重複の問題に直面しています。
【お客様VLAN-IDが重複してしまう】
ソフトウェアベースのマルチVLANドメイン
【XsigoでマルチVLANドメインに対応】
上記の問題を解決する新しいクラウド基盤の設計が必要となります。Xsigoでは、サーバリソースの物理接続を変えることなく、GUIベースの仮想I/O管理装置から、ソフトウェアで複数のVLANドメインを作成し、お客様データセンタとのシームレスなL2接続を提供することができます。また個々のネットワーク機器の設定も不要のため、移行に伴う作業負荷や時間を劇的に削減できます。
多様なストレージリソースをサーバリソースへ
仮想マシンのイメージの置き場所や、バックアップやファイルサーバ用の大容量ストレージなど、様々な用途のストレージリソースが必要となります。また、仮想マシン上のデータベースなどのアプリケーション向けに、ブロックストレージを提供しなければなりません。